氣は宇宙のエネルギーであり
氣学は宇宙のメッセージです
藤栄氣学とは?
一緒に学ぶ、あなたが氣と共に明るく生きてゆけますように
私たちに宇宙のメッセージを伝えてくれる『氣学』には大きく分けて、『天の氣、地の氣、人の氣』という三つの氣があります。「氣学」を学んでいくと、人は天と地の間に「生き、生かされた」小さな存在であることが解ってきます。しかし、そのちっぽけな存在も、宇宙を構成するかけがえのない一つ一つの要素なのです。
人の身体は、「よい水と食べ物」で養われることで、丈夫な身体になります。同じように、人の心もよい「氣」を採り続けることで「よい性質」となり、「よい性質」は、よい人生を約束してくれるのです。
「本命の氣」
天と地の間の空間には何もありません。何の手応えもない「無」があるだけです。しかし、その「無」の中にも「大氣(空気)」は存在しています。目に見えない「無」の中には、「大氣」という、人にとって一番大切なものが確かに存在しています。人は、大氣を吸って生きています。人の成り立ちについて語れば、この世に生を受けたすべての人は、母の胎内から大きな産声をあげて、まず、呼吸を始めます。大氣を吸うことで生が始まり、大氣の中で育ち、暮らし、いつしか老いて大氣の底に死んでいきます。
氣学は、この天と地の間にある大氣を吸いながら生きる人間の「動く」様を「盤」に再現し、法則性を導きだすことで、未来を推察する学問です。人が初めて呼吸した大氣を「本命の氣」といい、この瞬間の「年・月・日・刻(二時間)」が「年の本命・月の本命・日の本命・時の本命」となります。この本命の氣は、天の大氣、および地の氣と連携しています。この氣が人の営みの根源となるのです。
「氣学の成り立ち」
氣学のルーツは、古代中国にさかのぼります。
太陽と地球はある周期で巡り、大氣も動いています。時は流れ、止まることはありません。動き続ける、天と地と時の間で、人は考えました。何か、このすべての事象を理解する基準はないのか。そこから考えられたのが暦です。
芽が出た草は、育ち、枯れて死に、種を育み、また生まれます。そこから、年、季節、月、日、時の概念が生まれました。人もまた、その大きな流れの中で、自然との縁の中で生かされています。そこで、記録を残し、考察し、その膨大なデータから、仮説を創り出したのが易経であり、四柱推命であり、氣学です。しかし、その考察も一つの仮説にすぎません。宇宙の真理にたどり着く前に、個人は死んでいき、後に続くものに、その思いを託していきます。易経、四柱推命、氣学、それは現在も進化しつづける学問なのだと思います。